Mouthpiece 透明で気づかれにくい、マウスピース型(カスタムメイド)矯正装置による治療とは
一般的な矯正治療の方法は「マルチブラケット法」といわれるもので、1本の歯に対して1つブラケットという装置をつけ、そこにワイヤーを通して歯を動かします。
「マウスピース型(カスタムメイド)矯正」はブラケットやワイヤーをつけず、マウスピース型で取り外し可能な装置をつける方法です。透明で薄い装置なので、つけていても目立たないのが特徴です。
「装置が目立つと恥ずかしい」「人前に出る仕事なので装置が目立たない方がいい」など、矯正治療中の見た目を気にされる方でも、審美面でのデメリットを感じずに治療を進められます。
装置は基本的に一日中ずっとつけるものですが、食事や歯磨きのときは取り外せるので、日常生活に不自由しません。また、取り外して洗えるので、衛生的に使えます。
こんな方におすすめです
- 矯正装置のついた口元が気になる
- 矯正装置が目立たないようにしたい
- 治療中の痛みをなるべく少なくしてほしい
- 金属アレルギーなので金属製の矯正装置をつけられない
- 装置を気にせずに食事を楽しみたい
- 近日中に大切なイベントを控えている
マウスピース型矯正装置の特徴
マウスピース矯正で治療するメリット
MERIT01.装置が目立たない
矯正装置は透明なプラスチック製です。装着したまま外出しても目立たないので、矯正治療をしていることが気づかれにくくなります。
MERIT02.取り外せる
矯正装置をご自身で取り外せます。普段どおりに食事や歯磨きができてわずらわしさがなく、お口の中を清潔に保てます。
MERIT03.違和感や痛みを抑えられる
歯への負荷がワイヤーを使った矯正装置より少ない構造なので、痛みや違和感を抑えられます。
MERIT04.金属アレルギーの心配がない
ワイヤーを使った矯正装置は一般的に金属製ですが、マウスピース型装置は非金属製なのでアレルギーをおもちの方も安心して使用できます。
デメリット
装着時間が治療効果・期間を左右する
矯正装置は取り外しが可能ではありますが、計画どおりに進行するには1日17~20時間以上つける必要があります。長時間外していると治療が長引いてしまいます。
重度の不正咬合には適さない
マウスピース型装置は、歯並びの乱れが大きい場合は治療に適さない場合があります。患者さまの状態によっては、ほかの治療方法を提案させていただく可能性があります。
自信のある笑顔で迎えたい
大切な日のために
ライフスタイルに応じた治療を
ご提案します
- 成人式やイベントに向けて短い期間で治したい
- 一生に一度の結婚式を最高の笑顔で迎えたい
- 新しい環境を迎える前に自信をつけたい
- 口元を気にせず面接に備えたい
- 職業柄、装置に気づかれたくない
当グループ医院では、特別な一日を迎えるにあたって患者さまの負担にならない治療スケジュールを提案します。お気軽にご相談ください。
矯正治療を考えているにもかかわらずなかなか踏み切れない理由のひとつに、矯正装置が目立つというものが挙げられるのではないでしょうか。接客業や営業職などお話する機会の多いお仕事に就いている方であれば、長期にわたって矯正装置をつけることに抵抗があっても無理はありません。
こうした問題を解消できるのが、マウスピース型の矯正装置です。一般的なワイヤーの装置と違って透明なので、装着している間も口元が目立ちません。お仕事中も気にせずにお話ができます。
イベントやパーティーなどに出席するときも装置をつけたまま楽しめるので、矯正治療中であっても大切な一日をすてきな笑顔でお過ごしいただけます。
- ・マウスピースによる矯正治療は、機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- ・正しい装着方法で1日20時間以上使用しないと、目標とする治療結果を得られないことがあるため、きちんとした自己管理が必要になります。
- ・ご自身で取り外せるため、紛失することがあります。
- ・症状によっては、マウスピース型装置で治療できないことがあります。
- ・お口の中の状態によっては、治療計画どおりの結果が得られないことがあります。
- ・装着したまま糖分の入った飲料をとると、虫歯を発症しやすくなります。
- ・治療によって、まれに歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
- ・食いしばりの癖が強い方の場合、奥歯が噛まなくなることがあります。
- ・治療途中で、ワイヤーを使う治療への変更が必要になることがあります。
- ・お口の状態によっては、マウスピース型装置に加え、補助矯正装置が必要になることがあります。
- ・治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
- ・薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器です。日本では完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外となることがあります。